エースを狙え!テニスストロークで"脱力スイング"する5つ方法!

テニスのストロークで最近よく耳にするのが”脱力スイング”という言葉です。

文字通り力を抜いた状態でスイングすることです。

言われると簡単そうに見えるんですが、実はかなり難しいです。

プロで脱力スイングの代表といえばフェデラー選手でしょう。

誰もが納得すると思います。

まずはフェデラー選手の見本のストロークをスローモーションの動画で見てみましょう。

いや〜素晴らしいですね!

 
力を抜いてスイングするということは、言い方を変えると力を入れなくてもスイングできるようになることが大切です。

それ以前に力を抜けるかどうかも重要ですからね。

今回は脱力スイングする5つ方法をご紹介したいと思います。

 

目次

脱力スイングのメリット


そもそもなぜ脱力スイングがいいか知っていますか?

練習する前にしっかりメリットを覚えておきましょう。

  • 怪我がしにくい
  • 体力を使わずスピードボールが打てる
  • ボールのスピードやコースが読まれにくくなる

以上がメリットになります。

これは一般的な例です。

他にも個人的なメリットはあると思います。

それはコーチや先生、友人と相談しながらメリットを探しましょう。

 

何もしていない状態で力が抜けるかチェック


まずは力を抜けるか確認しましょう。

意外と力を抜けない人って多いんです。

力を抜けるかどうか確認する方法があるんです。

ただ、一人ではできませんので、お互い確認しあうといいでしょう。

 

脱力確認方法

確認してもらう側の人をA。

確認する側の人をBとして説明して行きます。

  1. Aに目をつぶって立ってもらいます。
    そのまま体に力を入れないでください。
  2. BはAの両腕をお腹あたりまで持ち上げます。
    この時Aはあくまで力を抜いたままです。
  3. Bの好きなタイミングでAの腕を離してください。

脱力できて入れば手がブラーンと下に落ちます。

脱力できていなければ腕が落ちずに残ります。

 
脱力スイングをするなら、まずこの段階で脱力できていないと不可能です。

そりゃ脱力自体ができないんですからね(笑)

 
でも、脱力は練習すればできるようになります。

最初にご紹介する方法が脱力の練習ですので、是非毎日行ってください!

 
他にも脱力の練習として有名なのは「ゆる体操」です。

僕も20代の頃ゆる体操を作った高岡さんのセミナーや講演会に行って脱力できるようになりました。

脱力は最近よく取り上げられていますが、10年前にはもうすでに知られていたんですよ!

 

手首をプラプラ


まずは脱力の練習を覚えましょう。

テニスをする際、腕の脱力は必須です。

だから、ここでは腕の脱力練習のみご紹介します。

 
手首をプラプラしましょうやり方は下記の動画を見ていただいたほうが早いかもしれません。

いかがでしたでしょうか?

まずは気持ちよく摩ってあげて、それからプラプラさせます。

こうすることで、手首の力が抜けてやすくなります。

 
慣れてきたら肘でも同じようにプラプラさせると、肘も脱力できますし、肩でも同じです。

 

構える前に思いっきり力を入れる


脱力というのが中々わからない人は、逆のことをやってみましょう。

そうです。力を入れます。

全身に思いっきり力を入れて、そのあと力を抜くと、力が抜けやすくなっています。

 
これは一瞬筋肉を疲れさせて、力を抜く方法ですから、回数やりすぎると逆に疲れすぎてしまい、調子が悪くなることがありますので、注意してください。

ここ1番の時や、試合開始の時にやるといいですね。

 

テイクバックでラケットの重みを感じないようにする


脱力スイングをする際には、どれだけ打つ前にも力を入れないようにしないといけません。

ラケットの重みを感じてしまうと、その分力を入れてしまいます。

重いものを持つときは誰でも力を入れますからね。

 

ラケットの重みを感じないテイクバックの方法

ラケットを立ててテイクバックをするようにしましょう。

とはいえ最初だけです。

詳しくは冒頭のフェデラー選手の見本を見てもらえばと思います。

 
テイクバックに付いては前回も記事でご紹介しました。
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色んなテイクバックの方法がありますが、脱力スイングをするなら、ラケットを立てれるテイクバックを選びましょう。

ラケットより体を先に回転させる

回転は体幹から始まって、外側が付いてくるのが普通です。

よくわからない人は、また冒頭のフェデラー選手の見本を見てください。

 
ラケットが先行しているというのはラケットを持っている腕に力を入れて動かしていると言うことになります。

と言うことは腕に少なからず無駄な力が入っていることになりますので、脱力しているとは言えません。

 

スイングの時に舌を出す


人は力を入れる時、歯を食いしばります。

歯を食いしばれば力が入れやすいからです。

逆に歯を食いしばれない状態にすればいいんです。

ということで、打つ時に舌を出して打つと力が入りにくくなり、脱力しやすくなります。

 
この方法はその昔、サンプラス選手が良くやっていたので昔はやりました。

でも、慣れないと舌を噛んでしまう恐れがあるので注意してください。

ちなみにサンプラス選手を知らない人も多いですが、フェデラー選手ばりのレジェンドですので覚えて置いてください。

 

まとめ

  • 手首をプラプラ
  • 構える前に思いっきり力を入れる
  • テイクバックでラケットの重みを感じないようにする
  • ラケットより体を先に回転させる
  • スイングの時に舌を出す

以上です。

 
一口に力を抜きましょうと言っても中々できないものです。

自分では力を抜いているつもりの人が多いです。

 
脱力は口にするのは超簡単なんですが、実際にやるのはかなり難しいです。

でも、ものにできればあなたのテニスが劇的に変わります!

是非、脱力スイングを会得してみてください。

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