ノータッチエースを狙え!サーブがスピードアップする10のコツ!

サーブで悩む人はものすごく多いです。

悩みは様々ですが、テニス人口の半数の人はサーブが苦手と言われています。

  • サーブにスピードがなくて悩んでいる!
  • 試合でリターンから攻められたりしてサービスキープできない。
  • カッコよくサービスエースを決めたい!

他にも色んな悩みがあると思います。

今回はサーブをスピードアップさせる10のコツをご紹介します。

 
この10個どれもがあなたに当てはまるわけではありません。

すでに出来ているものもあれば、自分の好みのものもあります。

 
でも、どれか1つは必ずあなたに合った方法があります。

是非紹介した方法を試してみてください。

 

サーブが苦手な人が多い理由


冒頭でも話しましたが、サーブが苦手なの人が多いんです。

なぜこれだけ多いか知っていますか?

実は理由を知れば、当たり前の事なんです!

 
サーブが苦手なの人が多い理由

それは・・・

練習している回数が少ないからです。

前回の記事でもご紹介しましたね。

前回の記事を見たい人は下記からどうぞ。」

レッスンでも学校の部活でも、ストロークやボレーを打つ回数と比べて、サーブだけ極端に少ないんです。

ストロークはおそらく合計200球ほどは売っていると思います。

でも、サーブは100球にも満たない数しか打っていません。

圧倒的にサーブは練習不足なんです。

 
なぜそんな差ができてしまうのか?

答えは簡単です。

サーブは打ち合いがないからです。

ストロークもボレーも打ち合いがありますので、1球で10回、30回、100回と打てます。

でも、サーブは一球につき一回です。

連続的に打ち合いはできません。

 
単純にストロークはボールが30球あれば、300回練習することが可能です。

でも、サーブは30球だと30回しか練習できません。

何回も球拾いを繰り返せばいっぱい打てますが、拾ってる時間も打ち続けられるストロークに比べると差は出てきてしまいます。

他にも回数を多くできない理由があります。

それは・・・

負担の大きさの違いです。

腕は上にあげればあげるほど負担が大きくなってきます。

おそらく連続で100球ほど打つと、肩が疲れてしまいます。

疲労が回復したとしても、肩の関節を痛めてしまいます。

打点が低く、肩への負担が少ないストロークやボレーに比べ、打点が高く、肩への負担が大きいサーブは、数を多く打つのは難しくなってしまいます。

 
おそらく、学校の先生やスクールのコーチもそれを知っているから、サーブを打つ回数を少なめにメニューを組んでいるのかもしれません。

 

サーブをスピードアップするためには


練習の回数が多くできないということは上達はあまりしないってこと?

そう思う人はまだまだ甘いです!

練習量が確保できないなら「質」をあげましょう。

 
むやみやたらに早いサーブを打つのではなく、しっかり考えて、色々修正しながら打っていくことです。

イマイチ練習のやり方がわからない人は、記事の最後にある、「練習論」をご覧ください。

必ずお役に立てると思います。

 
さて、「質」をあげることはわかったと思いますが、目指すのはどこでしょう?

単純にサーブのスピードアップを話しましたが、結局のところ、どうすればサーブのスピードってアップするのか?

簡単です。

ラケットのスイングスピードを速くすることです。

そうすることで、サーブのスピードはアップします。

これは物理上絶対の法則なんです。

やることがわかったら、あとは方法・やり方です。

では、お待たせしました!

サーブがスピードアップする10のコツをご紹介していきたいと思います。

 

ラケット振り切る


まずは最低ラインのことを確保しましょう。

ラケットを振り切れているかどうかです。

ラケットが途中で止まっている時点で、自分の中での最高速度を出すことはほぼ不可能です。

 
「打つときは動いているから関係ないのでは?」

関係大アリです!

そもそもラケットを止めるには、徐々にスピードを止めるしかありません。

時速80キロのサーブを打つときのラケットのスイングスピードは時速110キロくらいは出ています。

では人間が時速110キロのラケットの動きをいきなり0キロにすることは可能でしょうか?

機械を使えばまだしも、腕だけの筋肉でピタッと止めることは絶対に不可能なんです。

 
車と同じで、急には止まれませんので、徐々にスピードを落とすことになります。

ということは、頑張って全力で振っているつもりでも、脳が無意識にセーブしています。

ラケットを振り切るコツ

フィニッシュの位置を決めましょう。

実は意識的に頑張っても中々できません。

それは、最後まで振っているつもりの人が多いからです。

なんで”つもり”になってしまうのか?

ラケットを最後まで振るという認識がズレているんです。

その結果、ラケットを途中で止めてしまう形になってしまいます。

ということは認識を一致させればいいんです。

どう一致させるかというと、ラケットのフィニッシュの位置を決めることになります。

 
フィニッシュの位置なら自分で確認もできますので、正解か間違いかを理解できます。

目安としては、

必ずラケットの先が体の後ろを指すくらいまで振り切りましょう。

そうすることで、最後までラケットを振ることができますので、スピードダウンを減らすことができます。

必ず自分で確認することを忘れないようにしましょう。

 

トスの位置を変える


これも最低ラインになると思います。

トスの位置が悪いと上手く打てませんので、この後ご紹介する方法も上手くできません。

前回の記事でも少しだけご紹介しましたが、トスアップはどこが正しいのか理解しましょう。

正しいトスの位置

大まかに分けて3種類あります。

3種類ともトスの位置を確認しましょう。




この3つのサーブの位置を確認しましょう。

一番多いミスは、正しいいちより後ろにトスアップしてしまうことでです。

トスアップに悩んだら下記の記事も合わせてご覧ください。
[kanren2 postid="182"]

あとは少し利き手側にズラすようにしましょう。

これよく真上にトスをあげる人が多いのですが、腕の付け根は身体の中心より利き手側です。

だから、少しずらした方が打ちやすくなり、スイングのスピードもアップします。

 
しっかりトスの位置を見直しましょう。

 

膝を使う


前回の記事で紹介したように、筋肉量は足の方が上なんです。

前回の記事はこちら。
[kanren2 postid="285"]

ということは、手を使うより足を使う方が、簡単にパワーを出せるということです。

これは2足歩行をしている人間である限り絶対なんです。

あとはどう使うかをしっかり覚えるだけです。

 
一番注目するのは膝です。

足の筋肉を一番使えるのは、その筋肉の近くにある関節である膝です。

膝の屈伸を使っていきます。

 

膝を上手く使うコツ

まず最初にやることは膝を曲げることです。

膝は曲げるか伸ばすかしかできませんから、当たり前ですね(笑)

曲げるタイミングはトスアップの、手からボールが離れた時に膝を曲げます。

そして、ラケットを振り上げる時に、同時に膝も伸ばしていきます。

この膝の使い方でボールのスピードを上げることができます。

理論的にも、ラケットの進行方向に勢いをつけるわけですから、確実にラケットのスイングスピードが上がります。

 
その昔「スマッシュ」という雑誌でも、ジャンプしたらサーブが5キロ早くなる!

という検証結果を出していましたが、実際にはジャンプではなく、おもいっきり膝を曲げ伸ばししたら、体が浮いたという感じだと思います。

 

プロネーション(内転)を使う


プロネーションというのは、腕の捻りのことです。

上に向けた手のひらを下にひっくり返します。

この動きをプロネーションと言います。

 
サーブの時も、ラケットにボールが当たったときに上手くひっくり返します。

こうすることで、瞬発的に反発力とスイングスピードが生まれ、ボールのスピードがアップします。

ボクサーの”コークスクリュー”をイメージしてもらえるといいと思います。

 
でも、過剰に返しすぎると、腕が壊れてしまいますので、気をつけましょう。

プロネーションを上手く使うコツ

過剰に使うなと言われても、インパクトのことなので、自分では確認しにくいものです。

絶対的な確認方法は残念ながらビデオ撮影しかないと思います。

 
でも、プロネーションを使えているか使えていないかを確認する方法はあります。

それは・・・

振り終わったときにボールが当たった面が最後に自分に向いている

というのが理想です。

そして、サーブでプロネーションを使う場合は、グリップがコンチネンタルじゃないと意味がありません。

コンチネンタルがわからない人は下記の記事をご覧ください。

 
ちなみに、このプロネーションはストロークのときにも使いますので、是非お試しください。

 

力を抜く


早いサーブを打ちたい思いが強すぎて、力が入りすぎたりしていませんか?

それでは身体を上手く使うことができません。

 
力を入れているときは、筋肉が硬くなる上に、関節の動きも悪くなってしまいます。

とはいえ力を全く入れなかったら、ラケットがすっ飛んでいきます。

だから、ニュアンス的には無駄な力を抜くようにすることです。

「そう言われても、抜き方がわからない・・・」

その気持ちものすご〜くわかります(笑)

よく生徒にも言われます。

 

上手く力を抜くコツ

まずは冷静に分析しましょう。

力を入れてしまうのは、主にどこかわかりますか?

体全体に入っているかもしれませんが、原因はどこでしょう?

なんです。

ラケットを握っている腕が一番力を入れてしまい、その結果、他の部分も一緒に力が入ってしまいます。

ということは、腕の力を抜けばある程度は無駄な力を省けます。

 
じゃあ、腕の力の抜き方はどうするのか?

ラケットを握る力を弱めることです。

もちろん、ラケットが飛んでいかないくらいの力は握りましょう(笑)

とはいえラケットは300gくらいしかありません。

いくらブンブン振り回しても握力が5kgあれば十分なんです。

でも、気づかないうちに10kgくらいで握ってませんか?

それは無駄な力になります。

ラケットが飛んでいかないくらいの握力で握ってサーブを打っていきましょう。

 

体重をうまく使う


体重を上手く使えていない人って意外と多いんです。

「ちゃんと前に勢いつけてるよ!」

本当にそうでしょうか?

それ倒れてるだけではないでしょうか?

 
本来、サーブを打つときに体重を前に移動して、勢いをつけていきます。

でも、トスアップをしたときにはすでに前足に体重が流れている人が多いんです。

それではあとは倒れこむだけになってしまいます。

体重を上手く使うコツ

イメージしにくい人は、野球でボールを投げるのをイメージしましょう。

振りかぶりは後ろ足で、振り出しは前足ですよね?

テニスに変換すると・・・

ラケットを振り出す前は後ろ足に体重をかけ、振り出すときに一緒に前足に体重をかける

というふうに勢いをつけていきます。

体重は上手く使えると、スピードだけでなく、ボールの伸びも違います。

しかも、体重は筋肉と違いあまり落ちることはありません。

だから、年齢を重ねても十分使うことができます。

上手に体重移動していきましょう。

 

身体の回転を使う(横)


身体が横に向いたまま打ち終わっていませんか?

それでは身体の回転を利用できていません。

ストロークと同じで、腕の力でラケットを振り回すだけじゃなく、身体を回してラケットスピードをアップさせましょう。

上手な身体の横回転のコツ

目安は当然、身体の正面がどこに向いているかをチェックしましょう。

トスアップの時は身体は打ちたい方向に向かって横向きになります。

そして、打ち終わった時はボールが飛んで行った方向に身体の正面を向けましょう。

 
打ち終わった時は多少回しすぎてもいいですが、身体に負担があることだけは理解しておきましょう。

やりすぎると錦織選手みたいに腰や腹筋を壊してしまうかもしれません。
(錦織選手の怪我の原因がサーブとは限りませんけどね)

先ほどの力の入れすぎもそうですが、何事も”ちょうどいい程度”というものが一番いいです。

 

身体の回転を使う(縦)


サーブが打ち終わったときに、身体が起き上がっていませんか?

サーブの場合、ラケットは上から下に振り下ろします。

だから、身体も少し前のめりになるくらい、倒してあげるといいんです。

 
身体の回転は”横”と”縦”と2種類あります。

先ほどのお話したのは”横”の回転です。

今お話したのは”縦”の回転になります。

 

上手な身体の縦回転のコツ

身体を少し前のめりにすると話しましたが、お辞儀のように身体を勢いよく倒すのはよくありません。

その場で10回くらいやればわかると思いますが、腰と腹筋にものすごく負担がかかります。

 
身体を倒す方法として、ちょっとした方法があるんです。

それは・・・

後ろ足の太ももを後ろに持ち上げることです。

立っている状態で太ももを後ろに上げてみるとわかりますが、身体が自然と倒れていきます。

よく「足を上げてください」と話すとカカトをあげるだけの人もいます。

一昔前のぶりっ子みたいな感じです(笑)

これは膝を曲げているだけなので、あまり身体が倒れません。

だから”太ももをあげる”という言い方をしてます。

これを上手く使ってあげると腰の負担かなり軽減します。

 
ただこれも、足を過剰に上げすぎると今度は足に負担がかかり、つってしまいます。

やり過ぎには注意しましょう。

 

左手を使う


トスアップをした後、左手は何をしていますか?

何もせずぶら〜んとしてませんか?

それならまだしも、自分の身体を抱きしめるように巻きつけてませんか?

残念ながら、それでは左手は上手く使えていません。

人によってはマイナスになってしまっている場合もあります。

 
左手もラケットのスイングスピードをアップさせる役割があります。

ラケットを振り出す右手と正反対に動いてあげることです。

こうすることで、右手を動かす補助になり、ラケットスピードがアップします。

 
右手を回転させる時、左手も正反対に回すと回しやすいですよね?

同じ原理で動かすと思ってください。

左手を上手く使うコツ

イメージとしては水泳のクロールをイメージしましょう。

トスアップで上に持ち上げた左手と振りかぶった右手を入れ替える

ということになります。

左手を使うのはタイミングが重要です。

左手を引くから右手が出てくるし、右手を出すから左手が引きます。

身体の構造上、互いに補助性がある関係なんです。

”左手と右手を同時に動かす”ということを忘れないように、上手に使いましょう。

 

息を吐く


ストロークやボレー、サーブでも速いボールを打つ際に息を止めてしまう人が多いです。

でも、息を止めてしまうと、身体が上手く動きにくくなります。

 
身体の中に空気があると、それだけ肺が膨張します。

肺が膨張してしまうと、体幹の柔軟性がなくなってしまいます。

身体の中に風船が入っているようなものですからね。

 
それに力も入りやすくなってしまいます。

逆に息を吐くと、身体が柔軟になり、動きやすくリラックスしやすいので、ラケットのスイングスピードもアップします。

 

上手く息を吐くコツ

息を吐くようにしているつもりでも、無意識に止めてしまうのが癖というものです。

しかも、自分では止めていることがわからないものです。

そりゃ必死に打っていますからね。

でも、簡単に息を吐いているかチェックする方法があるんです。

それは・・・

声を出すことです。

声を出すには息を吐かないとでません。

たまに大御所芸能人のさんまさんなんかは吸っても声だしますけどね(笑)

彼は例外として扱うとして、基本的には息を吐いて声を出します。

ということは、声が止まったら息も止まっているということです。

 
出す声は、一文字で母音が「あ」の言葉にしましょう。

母音が「あ」の言葉は、息を吐きやすい理想の口の形なんです。

大声じゃなくても自分が聞こえるくらいで十分です。

しっかり息を吐いて、サーブをスピードアップしましょう!

 

まとめ

  • ラケット振り切る
  • トスの位置を変える
  • 膝を使う
  • プロネーション(内転)を使う
  • 力を抜く
  • 体重をうまく使う
  • 身体の回転を使う(横)
  • 身体の回転を使う(縦)
  • 左手を使う
  • 息を上手く吐く

以上です。

どれもやることはシンプルです。

そして、理論的・物理的に結果が出るものばかりなので、実行してもらえれば必ず結果は出てくると思います。

問題は、ちゃんと出来ているかどうかです。

 
「やってるのに速くならない」

これは物理的にはありえません。

元々出来ていることであれば、結果として変わらないでしょう。

でも、出来ていなかったのであれば、人によって大小はありますが、必ず速くなります。

 
もし余裕があるのであれば、ビデオを撮って確認することをおすすめします。

チェックできるようなことばかりをご紹介しましたが、ある1つのことに意識すると、何かが抜け落ちてしまうことがあります。

例えば、左手を上手く使うと、身体の縦回転が悪くなった。

こういうことが実際にあり得るんです。

だから上達までに時間がかかったりします。

それがスポーツの面白いところでもありますけどね!

 
是非参考にしてもらって、ノータッチエースを取りましょう!!

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