テニスは色んな球種があります。
球種は回転、高さ、スピードと、3つの要素から成り立つと思います。
回転でオーソドックスなのは、無回転のフラット、順回転のトップスピン、逆回転のスライスがあります。
それに速度やボールの高さをプラスすると、かなりの種類になります。
これにより上手くタイミングが合わない!
なんて人は多いのではないでしょうか?
相手はワザとタイミングを外している!
ワザとタイミングを外すために、ボールの速度を変えたり、変な回転をかけたりして、相手のミスを誘うのもテニスの技術ですからね(笑)
こういうボールはいずれは打てないといけません。
それに、中級のレッスンでちょこちょこ聞きますが、「ゆっくりのボールがタイミング合わない!」
これはタイミング合わせられないとマズイでしょう?
ゆっくりのボールって初級の人が打つボールです。
そのボールのタイミング合わないってことは、
初級の人のボールが打てないってことになります。
ある意味「自分は下手になりました」というアピールじゃないですか!
身に覚えがある方はこの先を読んで、恥ずかしい自分を変えられるように覚えておきましょう!
タイミングの合わせ方
よく合わせてって言われますが、漠然としすぎてて難しく感じます。
タイミングの合わせるポイントは2つ!
- ボールがバウンドした時。
- ラケットにボールが当たる時。
この2つのタイミングを合わせましょう!
ボールがついたら「1」。
ラケットに当たったら「2」。
という感じに最初は声に出していうことをオススメします。
声を出すと合ってるかどうかわかりやすいからです。
体感したことないボールは無理です。
早いボールや、回転がものすごくかかっているボールなど、
一度も受けたことがない・見たことがないボールは、いつもと違うので、タイミングを合わせようがありません。
その場合は何回も見て、ある程度覚える必要があります。
簡単に言うと200キロのサーブを初めて受ける人に、「タイミング合わせて!」
なんて言ってもやってる方からすると「そんなもんわかっとるわ!!」って感じでしょう(笑)
でも、何回か受けたら、ちょっとずつタイミングは合ってきますよね?
少しは経験が必要というのを知っておいてください。
あくまでタイミングが合うだけ!
先ほどの例で、200キロサーブの話をしましたが、タイミングは合っても、ラケットにボールが当たるかどうかは別です!
これ勘違いしている方が多いんですが、基本的にはタイミングが合うと、しっかり当たるようになる。
なんてことは全くありませんよ(笑)
そのタイミングでボールの場所にラケットを持っていくことができるんだったら、当たるということです。
簡単にいうと、野球のバッティングセンターなんかで、バットを振るタイミングは合っている方は多いと思います。
でも、肝心のバットがボールのある場所に動かせないと、いくらタイミングがあっても当たらないので、全く意味がありません。
テニスでも同じことが言えます。
ということは・・・
ボールをちゃんと見ることも忘れないでください。
ということです!
タイミングが合ってても、打つ時にボールから目が離れたら、ちゃんと当たりませんので、結局はミスしてしまいます。
ボールを見るということもセットで、参考にして練習してみてください!