”練習”の意味を理解してテニスの上達スピードアップ!

テニスって中々上達しないな〜と悩んでいませんか?

「頑張って練習してるのに・・・」

「10年もレッスンに通ってるのに・・・」

そんな言葉をレッスンでよく聞きます。

 

そもそも練習って何かを理解していないのではないですか?

練習って何をすることでしょうか?

その答えがハッキリわかった時、あなたのテニスのレベルがじゃんじゃん上がると思いますよ!

 

目次

練習とは何をすることなのか?

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ちゃんとした練習って何をするか知ってますか?

そう聞くと、たいていの人は「ちゃんと考えてテニスをすること!」なんて答えます。

 
確かに適当にすることは練習の態度としては真面目とは言いませんね。

でも、適当にやっていてもやるべきことをやっていたら、それは練習になりませんか?

 
実は「ちゃんと考えてテニスをすること!」というのは曖昧なんです。

そして曖昧な考えではいくら練習しても、結果がでてこなかったりします。

まずは練習というは実際に何をすることなのかを知らないと、しっかり練習に取り組むことはできません。

 

「練習なんて甘い!!訓練だ!!」なんていう人もいますし、「日々の鍛錬を積まないと!」なんて人いう人もいます。

いったいテニスはどれをしたらいいのか?

訓練?鍛錬?練習?

そもそもそれって、どう違うのか?

真面目に考えれば考えるほど、頭が混乱してきますよね。

その結果「練習って何?とか、そんなこと考える暇があるなら、テニスのこと考えなきゃ!」と言い出します。

そうなると、結局何をすれば良いかわかってないのにテニスを始めてしまいます。

こうなったらもう振り出しに戻りますので、練習になりませんよね(笑)

 
今回は僕なりに練習って何をすることなのかをまとめてみたいと思います。

当然この記事を読んで「それは違うだろ!」と感じる人もいるでしょう。

そんな人は誰かのメモ書きなので流し見程度にしておいて下さい(笑)

 

練習、訓練、鍛錬の違い

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この先を読む前に必ず下記のページを読んでください。
▶︎初めての方へ

実際によく出てくる3つの単語で比較しながらお話したいと思います。

是非自分の練習の時に参考にしてください。

 

訓練

新しい技術を身につける。

新しく体得すること。

簡単な状況で意識して行えるようにする。

(テニスの例え)

意識すれば、その場でトップスピンを打てるようにする事。

 

練習

訓練で体得したことを何度も正しく繰り返し行うこと。

難しい状況でも意識してスムーズに行えるようにする。

(テニスの例え)

意識すれば、動いてもトップスピンが打てるようにする事。

 

鍛錬

練習を繰り返し行い、鍛えていくこと。

無意識で行えるようにする。

(テニスの例え)

無意識で、いつでもトップスピンがかかるようにする事。

 

ということになると思います。

結局段階の話なんです。

だから、テニスだけではなく、その他をのスポーツで上達するには通る道になりますので全部正解になります。

全部必要な事なんです。

 

さて、練習という意味がわかったところで、次は練習のやり方についてお話しましょう。

意味がわかっても、実際に自分に置き換えて実行できないと意味がありません。

 

正しい練習のやり方

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まず実際に何を練習しないといけないのかを決めましょう。

最初は見た目で決めるとわかりやすいと思います。

 

例えば、

  • ストロークでラケットを最後まで振る。
  • ボレーでラケットを止める
  • サーブをしっかり振り切る

こんな感じで、他人が見てもわかるようなものにしましょう。

 

あとは、決めた練習内容を意識して、やり続けるだけなんです!

「そんなこと毎回やってる!」という方。

本当にそうでしょうか?

 

じゃあラリーの5球目でもやってますか?

ボールが深くてもやってますか?

ゲームのサービスリターンでもやってますか?

失敗してもずっと意識してやってますか?

ラリーが続かなくて相手に悪いからって止めてませんか?

試合で負けるからってやめてませんか?

 

そうです。

訓練で体得したことを、実際に意識してやらないと、練習とは言わないんです。

本人は頑張っているつもりでも、実は気がついたら意識していないので練習をやっていない、または練習をやめている方が多いんです。

先ほどの説明でもありましたが練習とは「難しい状況でも意識してスムーズに行えるようにする。」ということです。

ということは意識が外れると、練習しているとは言えないのです。

もし、無意識にできているのであれば、それはもう鍛錬が終了し、マスターしているということです。

 
例えば、もうすでにラケットをしっかり最後まで振れているのに「ラケットをしっかり振れるように練習しよう!」なんて思いますか?

もうできているんだから思わないでしょう?

それなら次のステップとして、しっかり振ってコントロールする方法を練習した方が良いと思います。

 
先ほど”実は気がついたら意識していないので、練習をやっていない、または練習をやめている方が多いんです。”とお話しました。

なぜ上手くなりたい!と思ってボールを打つのに、練習をやめてしまうのでしょう?

 

練習をやめてしまう理由とは?

4
ちょっと質問なんですが、あなたは訓練で習得したばかりのことを、いきなり試合で使えると思いますか?

たいていの人は「無理です。」と答えるでしょう。

そうです。無理なんです。

それはなぜか?邪念が入るからです(笑)

 

というのは半分冗談で「コートに入れたい」という意識があるからです。

それのどこがダメなの?

ここまで読み進めて気付かない時点でダメダメですよ!!

 
確かにテニスというのは決められた枠の中にボールを打ち合うスポーツなので、コートに入ればテニスというスポーツは成り立ちますが、それでは練習になりません。

「自分はテニスができれば、なんでもよかったのか?」ということです。

練習に言い換えれば「なんでもいいから枠の中に入れよう!」という練習をしているんですか?

 
おそらく違いますよね?

「練習はどんな方法でボールを枠の中に入れるか」ということをしていませんでしたか?

なのに、「なんでもいいから枠の中に入れよう!」という練習をしているということは、前まで頑張っていた練習をやめることになりますよね?

練習をやめているので、上達することはありません。

 
というように、意識すれば出来るレベルだと、他に意識がいってしまうと出来なくなります。

というより、いつものあなたに戻るでしょう。

 

元に戻らないようにするには、最低限練習の時に意識して出来るレベルじゃないと、いきなり試合なんかでは使うことは難しいと思います。

むしろ、ラリーでも使うのは困難かと思います。

入るか入らないかを無視して意識すればできますが、それは試合ではなく、もはや練習ですからね(笑)

 

上達したいなら「急がば回れ!」

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早く上達したいなら、いっぱい同じことを繰り返し行わないといけないのです。

それが例えアウトしようが、ネットしようが、相手に負けてしまおうが、ひたすら正しくやる。

 

それが練習ではないでしょうか?

これはあくまで持論になりますので、鵜呑みにはしないでください。

 

でも、実際にやっていただければ、必ず結果が出てくると思います!

だって実際に練習をやっているからです(笑)

上達に悩んでいる方は一度試しにやってみてください!

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