片手?両手?バックハンドはどっちが有利?
Roger Federer of Switzerland hits a shot against Rafael Nadal of Spain in their men's singles semi-final match on day 11 of the 2012 Australian Open tennis tournament in Melbourne on January 26, 2012. IMAGE STRICTLY RESTRICTED TO EDITORIAL USE - STRICTLY NO COMMERCIAL USE AFP PHOTO / PAUL CROCK (Photo credit should read PAUL CROCK/AFP/Getty Images)

あなたはバックハンドを両手で打ちますか?片手で打ちますか?

僕は片手で打ちます。

コーチはレッスンの際は片手でやる人が多いです。

もう片手にはボールを持ちますからね!

 

そして、よく生徒に聞かれるのが「どっちが有利なのか?」ということです。

スクールに通っている人はだいたい両手をお勧めされるので、両手プレーヤーが多いです。

女性は9:1、男性は7:3くらいの割合くらいでしょうか?

片手プレーヤーの僕としては少し悲しいです結果ですね(笑)

 

でもコーチはみんな片手で打っているとなると、片手の方がいいんでは?と思っちゃうのもわかります。

 

目次

それぞれの違い

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まずはそれぞれのメリットとデメリットをみてみましょう。

 

片手バックハンドのメリットとデメリット

メリット

  • リーチが長い、守備範囲が広い
  • スライスが打ちやすい
  • 低い打点が苦にならない

デメリット

  • 高い打点のボールは力が入りにくい
  • 打点が遅れるとパワーが全然でない

 

両手バックハンド

メリット

  • 面が安定しやすい
  • パワーが出る
  • トップスピンがかけやすい

デメリット

  • リーチが短い
  • スライスが難しい

 

一長一短

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結論から言うと、一長一短なので、どっちが有利などはありません。

自分の身体能力や性格と相談してもらうのが一番いいと思います。

 

プロの世界でも、両手プレーヤーが多いのも事実です。

でも、フェデラー選手やサンプラス選手の存在があるので、片手が劣っているとは思いません。

ちなみに、片手打ちの代表選手といえば、フェデラー、ガスケ、サンプラスなど。

両手打ちの代表選手は、ナダル、ジョコビッチ、マレー、そして錦織選手などですね。

自分の理想のプレーや、好きな選手の真似から始めるとイメージしやすいのでいいと思います。

 

コーチ陣が両手を勧める理由

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先ほどのメリットが大きいからです。

最初のうちはそんな無茶苦茶に走って打つ!

なんて練習はあまりしません。

それよりも打ちやすいボールから練習していきます。

だからリーチは広くなくていいし、スライスなんかも中級になってから会得すればいいと思います。

 

ということで、何よりも面の安定や、パワーを出しやすい両手をお勧めするコーチが多いです。

 

でも、最終的には自分で決めてもらいますけどね!

どっちか迷っているようなら、両手をお勧めするということです。

 

武内が片手の理由

僕は高校の部活から始めたので、スクールに通ったことがありません。

なんとな〜く、片手がカッコイイな〜と思ったので片手にしました(笑)

 

その頃はYouTubeなんてそんなに流行っていませんでしたし、スマホもないので、本を買ったり、試合会場で片手バックハンドのプレーヤーを探して研究したり、先輩方に教えてもらったりしました。

ちなみに私が高校の時に活躍していたプロの選手はヒューイット選手です。

彼のフォアハンドがカッコよすぎて、よく真似をしていました(笑)

 

というわけで、そんなに深い理由はありません!

練習すればどちらでも確実に上達しますので、自分でしっかり決めるといいと思います。

 

あと、決めたら3年間は固定してください!

片手にしたり、両手にしたりすると、いつまでたっても上達しませんよ!

よく生徒にもいますが、コロコロ変えない方がいいというのは頭に入れておいてくださいね。

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