「頑張ってるのになんで上手くならないんだろう・・・」
そんなことを思ったことはありませんか?
特にテニスに慣れてきて、中級以降になってくると、こういう悩みは1度はあると思います。
やる気はあるのに!真面目にコーチの言うとうりに頑張っているのに!
気持ちはものすごくわかります。
なんか悲しいような虚しいような気分になりますよね。
スランプとは違う!
この状態になると、スランプと勘違いする人がいます。
スランプではありません。
スランプとは下手になることで、上達がストップすることではありません。
というか、僕はスランプはあまり認めてません(笑)
詳しくはこちらをどうぞ!
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頑張ってはいるんですが、練習してません。
これを聞いて「どういう意味だ?」と思われる人は多いとおもいます。
ゆっくり説明していきます。
頑張るって何を頑張っているのか?
ここをまず確認しましょう。
おそらく「コーチのアドバイスを頑張ってやっている」
という返事が返ってくるでしょう。
本当ですか?ちゃんと自分で確認しましたか?
コートに入れるついでに〜という感覚でやっていませんか?
子供の言い訳になっていないか?
子供が宿題やっている時に、テレビをチラチラ見ているのを見たら「ちゃんと宿題しなさい!」と言います。
すると子供が「やってるわ!」と反抗してきます。
ようはこれと似たようなもんですよね(笑)
本人はやってるんですけど、他に気が紛れてしまっている。
テニスでいうと、ゲームの練習中にフォームも意識してるけど、コートに入るのも意識してしまい、フォームがおろそかになってしまっている。
これではどっちを頑張っているのかわからなくなりまし、意識は半分づつになっているので、50%しか頑張っていないことになります。
それって頑張ってるっていうんでしょうか?
残念ながら、頑張るベクトルを間違えてしまっています。
80%以上で頑張っていると認めよう!
頑張っているというのは80%くらい集中したらにしましょう。
100%というのは、打ちやすい球出し練習くらいしかできません。
なので、ラリーなどで頑張るなら80%くらいになるとおもいます。
70%ではイマイチだと思います。
とはいえ、この80%というのは自分が実際に練習してみて結果が出やすい確率なので、特に意味はありません。自分がやれる範囲で良いと思います。
ただ早く結果を出したい!と思っている人ほど、確率は上げていきましょう!
確率の上げ方・練習の確認方法
一番簡単な方法は、自分の目で確認することです。
例えば、ボレーの時に足を出す。という練習をする時には、打ち終わった時の足の位置を見たらいいんです。
その時にちゃんと自分の理想の足が出ていればちゃんと練習しているということになります。
目で確認できない部分は、ビデオで撮って見るしかないでしょう。
やり方は任せます。やりたい練習によって肉眼で確認したり、ビデをで撮ったりすれば良いと思います。
あと、おまけで言いますが、一人で見ないようにしてください。
最低2人で見るのがいいでしょう。
一緒に見るときに「ここ直してるんだけど見てくれる?」と話してから見ましょう。
なんで一人はダメなの?
意見がふわふわするからです。
例えば打点が遅れているから直してみた。
という練習をやって、動画で確認したとしましょう。
一人で見た時に「これでいいかな?というか打点低いな〜テイクバックが高いからかな?」なんてなる人が多いです。
こう考えたらテイクバックを練習しなきゃって思ってしまいます。
一人でみるといらない部分も見てしまうんです。
でも、複数で見てたら、直してるところについて意見をくれるので、意見がふわふわすることが減ります。だってあらかじめ「ここの部分の意見をくれ」って言ってますからね。
もし、それでも違う意見が飛び交うようなら、自分がしっかりするしかありませんけどね(笑)
とにかく僕が言いたいのは
練習はズレるな!ブレるな!
打点が遅れていないかどうかだけチェックして、大丈夫なら、練習を続けましょう。
できていないから動画でチェックするまでに至っているのに、なんで違う練習をしだすのはおかしいですよね?
しっかりと自分の意思をもって練習に励みましょう。