先日教え子がテニスの試合にでました。
その時の対戦相手にすれ違いざまに「死ね」と言われたそうな・・・
教え子はその言動にかなり腹が立ったみたいで、ボールがよく飛んで行ったそうです(笑)
結果負けたみたいです。
結果には関係ない!
試合後号泣したそうですが、あえてキツめに話をしました。
「負けたのは”死ね”と言われたからじゃない!
そんな一言に気持ちが揺さぶられた君が弱い!」
そんな風に話をしました。
これからもテニスを続けるなら、そんな相手と何度も対戦することがあるからです。
悔しいならテニスで負かせ!言葉は単なる音の組み合わせだ!
どんだけ相手を言葉でけなしても、テニスという土俵では無意味なんです。
そこを理解すれば、そんな一言なんて全く意に介さず相手を打ちのめすことができるでしょう。
とはいえ教え子は両方でやられちゃいましたけどね(笑)
なんでそんな暴言を吐くのか?
僕なりの意見をハッキリ言いましょう。
コーチが原因だと思います。
だって、その子にテニスというスポーツを教えているのは紛れもなくコーチだからです。
コーチがいくら頑張って話をしていたとしても、結局そういう事をするならちゃんと指導できていません。
もし、話してもできない子なら、試合に出さなければいいじゃないですか?
それに対して文句を言ってくるようなら、他所のスクールに行っていただいたらいいじゃないですか?
だってスポーツをするのに常識・礼儀を身につけるのが嫌だって言ってるってことですよね?
真剣に指導している人ほど、こんな人間を相手にしないでしょう。
そんな人はお帰り願いましょう。
切り捨てるわけではない!
ダメな子だからって切り捨てるのは如何なものか?そう思う人もいると思います。
別に切り捨てませんよ?ただ、ちゃんと常識の範囲での礼儀が出来るまで試合停止にするだけです。
悪い事したから切り捨てるのは僕も如何なもんかと思います(笑)
人は間違いを犯します。そんなの誰でもそうです。僕も数々の間違いを犯しました。
要は悪いところを直すかどうかですね。
ただ、こちらの指導の意思に納得できないなら、そんな人間は必要ないでしょう?というだけです。
それくらい、真剣に礼儀は教えて欲しいです。
その子の暴言でテニスが嫌になるだけじゃなく、人間不信にまでなったら責任取れますか?
「そんな大袈裟な!」
そんな事を思うなら指導者をやめてしまえ!と叫びたいです。
スポーツマンシップを持って欲しい
スポーツマンシップとは、スポーツにおいての礼儀のようなものだと思ってください。
スポーツマンシップを体現するには、次のような行動原理が必要とされています。
- フェアにプレーしなければならない。
- 勝つためにベストをつくす。
- 味方が不利ならば、さらに奮闘する。
- 負けた時は笑顔で認め、次回再びチャレンジする。
- 審判の判定は承認し、審判に対して復讐などしてはいけない。
- 来訪した相手は大切なお客として迎える。その際、地位の有利があれば、それは相手に与える。
指導する方はこれらもしっかり教えて欲しいと思います。
当然僕が完璧にできているわけではありませんし、そんなの当たり前やろ!と思う人もいると思います。
そうなんです。あたりまえなんです。
でも、理解していない人が多いんです。だからあえて偉そうな事を書かせていただきました。
この記事を見て「はっ!」と思ったら、今からでも遅くありません!
スポーツマンシップを伝えていく指導者になっていただければ幸いだと思います。