テニスラケットの各部分の名称はしっかり把握してますか?
こういうテニス用語はコーチや、先生が説明する時によく出てきます。
そんな時に「え?なにそれ?」
なんて言っていると、ちゃんと話を理解することができません!
その時に質問すればいいんですが、周りの人はみんな知っているとなると、質問し辛いです。
そのままわからないままでいると、せっかくのアドバイスを理解することができないので、上達への道が長くなってしまいます。
気がつくと自分だけ置いてけぼり・・・・
そんな悲しいことになる前に是非今回の記事を参考にして、アドバイスをしっかり理解しましょう。
ガット
よくジュニアは「あみあみ」なんて言います!
大人になるとネットって言います。
とりあえずどっちも間違いです(笑)
これは”ガット”と言います。
かっこいい名前で言うと”ストリングス”です!
ちなみにガットに塗られている「W」の文字は”ステンシルマーク”と言います。
これはあくまで宣伝のために付けてるだけなので、付けた方が上達する!
なんてことは一切ありません。
張る強さをテンションといいます。
単位はポンドといいます。
もし、ガットの張り替えをお願いするときはこんな感じのやり取りになります。
「◯◯さんガットのテンションは、いくつにしますか?」
「50ポンドでお願いします」
ということになります。
フレーム
ガットを支える、ラケットの丸い枠の部分。
この部分をフレームといいます。
ちなみに最初はガットが張っていません。
それが普通の状態です。
この事実はテニスをやったことない人は、意外と知らない人が多いんです。
グリップ
ラケットを握る部分です。
コーチや先生もよく「グリップを確認してください!」っていうと思います。
その時は「握り方を確認してください」ということになります。
太さも1〜3まであります。
これをグリップサイズと言います。
1が細く、3が太いです。
たま〜に4とかあります。
買った時に巻いてある、皮性のグリップはクッショングリップテープといい、その上から巻くのをオーバーグリップテープと言います。
よくグリップテープは巻いた方がいいの?と聞かれますが、滑るなら巻きましょう!
滑らないならどちらでもいいですが、クッショングリップテープは高いです。
安いものでも1000円超えます。
オーバーグリップテープは300円程度ですので、経済的にも巻いておくことをオススメします。
グリップエンド
グリップの先にある、マークが入っているところです。
エンドマークとも言いますが、使い方で言い方を分けます。
(詳しくは各コーチに聞いてください)
対戦する時なんかに使いますが、後は飾り程度に思っててください。
いつ使うかは下記の記事をご覧ください。
[kanren2 postid="599"]
ちなみに写真の左の数字が見えますか?
これは先ほど話したグリップサイズです。
こちらは2と書いているので、グリップサイズは2ということです。
スロート
フレームとグリップの繋ぎ目の三角形のところです。
バックハンドが片手打ちの方は、利き手と反対の手はスロートを持っているとラケットが安定します。
内側にはラケットの重さ、面の大きさ、ガットの適正テンションなど、スペック(性能)が書いてあることが多いです。
あと、このスペック表の上に、名前のシールやガットの次の張替日のシールを張るのは止めましょう。
確認したい時に確認できるようにしておきましょう!
とはいえお店に頼むと勝手に貼られてしまうので、あらかじめここは隠さないでくださいと伝えておくといいでしょう。
グロメット
ラケットのフレームを守ってくれる頼もしいやつです。
実はフレームのところをよく見ると、外側の部品が外れるようになってます。
それがグロメットです。
外からのダメージも守りますが、ガットを守る役目もあります。
知られてない割には、かなり重要な縁の下の力持ちです。
グロメットを外すと上の写真のようになります。
しっかりくっついているので、素人が取ろうとすると、ポキっと折れることも・・・
もし泥や石が詰まって汚くなてきたので、グロメットを交換したい方は、お近くのテニスショップで外してもらうのがいいと思います。
名前を知ることは大切!
自分が使う道具の各名称は覚えましょう。
自分が上手く使いたいなら、ちゃんと知らないと使えません!
ただの飾りならまだしも、ちゃんとそれぞれ機能があります。
その機能を活かせるように、日夜、ラケット開発が行われているんですから!
最初の初心者の頃はいいですが、上達したいと願うなら、しっかり名前と機能を覚えて、指導してくれている人のアドバイスを的確に理解することは必須条件です。
あとは自分にあったラケットを選びましょう!
その他にもテニス用語やルールをご紹介しています。
よかったら参考にしてください。