
試合をすると、どうしても慌ててしまう方っていますよね?
それは、慣れも必要ですが、なにをしたらいいかわからないから、慌てるということもあるんです。
だから、まずはボレーの役割をしっかり理解して、何をしたらいいのかを知りましょう!
初級編
まず、初めの初級の方は、「ポイントを取る」のが役目ということを理解しましょう。
「そんなの難しい!」という方は、考え方を少し変えてみましょう。
あなたがポイントを取るのではなく、
相手がミスをしてポイントが取れる
と考えてください。
そう考えると、相手のいないところを的確に狙う必要はありませんよね?
あとは、距離が遠い後衛と、距離が短い前衛と、どっちが取りにくいでしょうか?
初級の方なら当然距離が短い前衛でしょう。
それに、ストロークとボレーはどっちが打ちやすいか?
それも初級だと、おそらくストロークでしょう。
というわけで、初級の場合は、
ただひたすら前衛さん側に打つ
という風に考えておくと、役目を果たせる確率が高いということです。
中級編
中級になると、なんでも前衛に打てばいいというわけではありません!
先ほどの初級編とは違い、取りやすいボールは、逆に攻められると思ってください!
ボレーで取りやすいボールとは、比較的に高めのボールがコートに入れやすいです。
ということは、自分がローボレーを打つ時は、前衛を狙うと逆にポイントを取られかねません。
ということで、中級では、
ローボレーは後衛に、他は前衛の足元に!
ということです。
上級編
さあ!ここまでのレベルになると、打つボールを全てを、ポイント奪取に繋がるようにしないといけませんし、ハイボレーなんかは、しっかりノータッチを意識して、
コースを狙っていかないといけません。
というわけで、ローボレー・ミドルボレー・ハイボレーの、3つをしっかり打ち分ける必要があります。
ハイボレー
ハイボレーはノータッチを意識して、
前衛のいる位置よりワイド
ミドルボレー
ミドルボレーは攻められないように、
ミスを誘う前衛の足元
ローボレー
ローボレーはセンターセオリーを使うためにセンター
こんな感じで3種類に分かれます!
自分のレベルに合わせよう!
人のレベルに合わせて打ってしまう人が多いですが、そんなことをするから難しく感じるんではないでしょうか?
自分のレベルは中級なのに、相手はコーチだから難しいコースを打つ。
こんなことをしていてはミスを連発するだけです。
テニスは相手は関係なく、しっかり自分のテニスをすることが大切です!
そこを忘れず、自分が何をしたらいいかを、しっかり把握して、ボレーしていきましょう!