サーブをもっと早く!スピードアップのためのオススメ筋トレ5選

「もっと速いサーブでエースを取りたい!」「相手を押し込める重いサーブを打ちたい!」

そう思って、ひたすらコートで球数を打っていませんか?もちろん技術練習は不可欠ですが、サーブのスピードアップには、爆発的なパワーを生み出すための「肉体的なベース」が欠かせません。

実は、サーブの速さは腕の力だけで決まるのではありません。下半身からのエネルギーを体幹を通じて腕に伝え、最後にラケットへ爆発させる「運動連鎖」を強化することが、スピードアップの最短ルートです。

今回は、テニス特有の動作に基づいた「サーブのスピードアップに効くオススメ筋トレ5選」とその実践方法を詳しく解説します!

1. スクワット:地面を蹴る「爆発力」の土台

サーブのエネルギー源は地面です。地面を力強く蹴る力が強ければ強いほど、そのパワーは上に伝わります。プロのビッグサーバーが深い膝の曲げ(ニーベンド)を行っているのは、このためです。

スクワットの正しいやり方

  • 手順:
    1. 足を肩幅より少し広めに開き、つま先をわずかに外側に向けます。
    2. 背筋を伸ばしたまま、椅子に座るようにお尻を斜め後ろに引いていきます。
    3. 太ももが地面と水平になるまで下げたら、地面を力強く蹴って元に戻ります。
  • サーブへの効果: ジャンプ力と踏み込みの強さが向上し、打点が高く、重いサーブになります。
  • 目安: 15回〜20回 × 3セット

2. ロシアンツイスト:鋭い「捻り戻し」を作る

サーブは体を大きく捻り、それを瞬時に戻す回転運動です。この回転を鋭くするためには、脇腹(腹斜筋)を中心とした体幹の強さが必須です。

ロシアンツイストの正しいやり方

  • 手順:
    1. 床に座り、膝を軽く曲げて足を浮かかせます(きつい場合はカカトを床につけてもOK)。
    2. 上半身を少し後ろに倒し、お腹に力を入れてV字の姿勢を作ります。
    3. 重り(ダンベルや水の入ったペットボトル)を両手で持ち、胸の前で左右の床にタッチするように大きく、素早く体を回旋させます。
  • サーブへの効果: 体の捻り戻しが速くなり、スイングの回転速度が劇的にアップします。
  • 目安: 左右20往復 × 3セット

3. チューブ・エクスターナルローテーション:肩の「しなり」と怪我予防

大きな筋肉ばかり鍛えても、肩を支える小さな筋肉が弱いと、脳がブレーキをかけてしまい加速できません。肩のインナーマッスルを鍛えることで、ムチのようなしなりが生まれます。

エクスターナルローテーションの正しいやり方

  • 手順:
    1. 柱やドアノブにトレーニングチューブを固定し、その横に立ちます。
    2. 脇にタオルを挟み、肘を90度に曲げて固定します。
    3. チューブを握り、肘を軸にして、前腕を体の外側へゆっくりと開いていきます。
  • サーブへの効果: 肩の可動域が安定し、スムーズなテイクバックから爆発的な振り抜きが可能になります。
  • 目安: 20回 × 左右各2セット(低負荷で行うのがコツです)

4. ワンハンド・ダンベルロウ:振り下ろす「縦の力」を強化

ラケットを高い位置から一気に振り下ろす際に使われるのが、広背筋(背中の筋肉)です。ここを鍛えることで、フラットサーブの威力が格段に増します。

ワンハンド・ダンベルロウの正しいやり方

  • 手順:
    1. ベンチや椅子に片手と片膝をつき、背中を床と並行に保ちます。
    2. 反対の手でダンベル(または重いペットボトル)を持ち、脇を締めながら肘を高く引き上げます。
    3. 背中の筋肉が収縮するのを感じたら、ゆっくりと下ろします。
  • サーブへの効果: スイングの「縦の出力」が強くなり、ボールを上から叩き潰すようなパワーが生まれます。
  • 目安: 12回 × 左右各3セット

5. プロネーション・リスト:最後の一押しを鋭くする

運動連鎖の終着点は手首です。インパクトの瞬間に前腕を内側にひねる「プロネーション(内転)」の動きを強化します。

リストトレーニングの正しいやり方

  • 手順:
    1. 軽いダンベル、またはラケットのグリップを持ち、前腕をテーブルの上に固定して手首を外に出します。
    2. 手のひらが上を向いた状態から、手首を内側にひねり、手の甲が上を向くように回転させます。
    3. 実際にサーブを打つ瞬間の「手首の返し」を再現するように動かします。
  • サーブへの効果: インパクト直前のラケットヘッドが加速し、初速とスピン量が向上します。
  • 目安: 20回 × 左右各2セット

まとめ:筋トレ×柔軟性がスピードアップの秘訣

サーブのスピードアップに役立つ5つのトレーニングをご紹介しました。

  1. スクワットで下半身の土台を作る
  2. ツイスト系で回転のキレを出す
  3. インナーマッスルで肩のしなりをサポート
  4. 背中の筋肉で振り下ろす力を高める
  5. 前腕の筋肉でリストの加速を仕上げる

筋トレの効果を最大化するために、トレーニング後のストレッチもセットで行いましょう。柔軟な筋肉があってこそ、爆発的なパワーは生まれます。週に2〜3回から始めて、サービスエースを量産できる体を作り上げてください!

「自宅にある道具で代用する方法は?」など、気になることがあればコメント欄でお待ちしています。テニメモ管理人が全力でお答えします!

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