どのスポーツでも左利きが有利と言われています。
それはテニスでも同じです。
あのナダル選手も本当は右利きだったのを、無理やり左利きに直したと言われています。
そうまでして意味があるのか?
本当に左利きは有利なのか?
今回はそんな疑問にお答えしたいと思います。
本当に左利きは有利なのか?
最初にハッキリ言っておきましょう。
かなり有利です。
僕も今から左利きに転向できるならしたいです(笑)
左利きだから特別に出来る事はありません。
左利きだから足が早いとか、回転がよくかかるとか、そんな事は一切ありません。
精神論や根性論でもなんでもありません。
では、なぜ有利なのでしょうか?
左利きのメリット
ただ左利きというだけで武器になってしまうんですが、メリットについてお話ししたいと思います。
対戦回数が少ないので、慣れない
最初に頭に入れて欲しいのはこれです。
基本的に相手のバックを狙うのは定石だと言われます。
なので、無意識に狙う人も多いんですが、左利きは逆なんです。
これがまた鬱陶しいんです(笑)
僕もダブルスで苦しい時はロブをあげます。
その時はバック側にあげるように意識します。
スマッシュさえ回避すれば取れる可能性がグッと上がるからです。
でも、左利きだと逆にあげないといけないのに、いつも通りやっちゃうこと多いんです。
左利きは日本人口の11%と言われています。
そりゃ慣れるわけありませんよね!
左利きを見つけてずっと練習すれば話はべつですがね
サーブの回転が逆
まず、わかりやすいのがサーブです。
スライスサーブや、キックサーブの回転が逆なので、取りづらいんです。
フォームでなんとなく球種は判断できます。
でも、その判断力が仇になってしまうんです。
判断するのは右利きの動きだからです。
だからっていきなり左利きだと思って動いても、中々動けません。
フォアかバックか迷った時なんかは最悪ですね(笑)
左利きだからってデメリットがないこと
僕が思うにズルいのはこれです。
かなり回転を掛ける人は確かにボールが安定しやすくなりますが、低い打点で打たせると回転数が低くなったりします。
片手バックハンドの人はリーチは長いけど、高い打点のボールは力が入りにくかったりと、一長一短が普通なんです。
でも、左利きという武器は、デメリットがないんです。
左利きだからってバックが特別打ちにくわけではありません。
左利きだからってスライスが打ち返しにくいわけではありません。
これはズルいでしょう?
左利き相手にも左利きは有利
これ意外と意識されていないんですが、当たり前なことなんです。
そもそも左利きが日本人口の11%しかないんですから、左利きの人も左利きの人と当たることは少ないんです。
左利きだからって左利き相手に強いとか全くありません。
結局左利きであろうが右利きであろうが関係なく、左利きの人は有利なんです。
これもズルいですよね〜(笑)
かなり嫉妬してしまいます。
慣れあるのみ!
左利き対策としては、慣れあるのみだと思います。
冷静に考えれば大丈夫なんですが、今までと違うことをするということに対して、自分がどれだけ対応できるかだと思います。
ということは結局慣れなくてはいけません。
でも、苦手意識を持つ必要はありません!
同じ人間である以上は特別なことはないんです。
ただ、全てが逆なだけです。
左利きと当たった時は、冷静になって試合に挑みましょう!