今さら聞けない!試合中にお互いスコアがわからなくなった時はどうするの?

テニスの試合に熱中しすぎて、「あれ、今って何対何だっけ?」と頭が真っ白になった経験はありませんか?

特にセルフジャッジの試合では、スコアを数えるのは自分たちです。お互いの記憶が食い違ったり、二人とも忘れてしまったりすると、コート上が少し気まずい雰囲気になってしまうことも……。

今回は、そんな時に役立つ「試合中にお互いのスコアがわからなくなった時の正しい解決法」を、テニスの公式ルールに基づいて解説します!

1. 大原則:お互いに同意できるポイントまで遡る

日本テニス協会(JTA)のルールでも、セルフジャッジにおいてスコアがわからなくなった場合の対処法は明確に決まっています。

それは、「お互いが合意できる(覚えている)直近のスコアまで遡って再開する」というものです。

例えば、「30-30だったのは確実だけど、次のポイントをどっちが取ったか揉めている」という場合は、30-30からそのポイントをやり直します。決して「なんとなく」で進めず、二人が納得できる地点を見つけることが大切です。

2. 具体的な解決ステップ

スコアがわからなくなったら、以下の手順で話し合いましょう。

ステップ1:直前のポイントの内容を振り返る

「さっきのは自分のダブルフォルトだった」「その前はロングラリーであなたがミスした」というように、具体的なプレーの内容を思い出すことで、スコアが自然と再現できることが多いです。

ステップ2:合意できるスコアを確認する

「40-15だったか、30-30だったか怪しいけれど、30-15だったことはお互い間違いないね」という地点を探します。

ステップ3:そこから再開、またはやり直し

合意できたスコアから再開します。もし「どうしても1ポイント分だけ記憶が合致しない」という場合は、その1ポイントだけを「なかったこと」にして、合意できるスコアからやり直すのが最も公平な解決策です。

3. スコア間違いを防ぐための3つの鉄則

トラブルを未然に防ぐために、今日から実践できる「テニメモ流」の工夫をご紹介します。

  • サーバーは必ず大きな声でスコアをアナウンスする: サーブを打つ直前に、相手に聞こえる声で「30-15(サーティ・フィフティーン)」と宣言しましょう。これが最大の防衛策です。
  • ポイントが決まった瞬間に確認する: ポイントが終わった直後、心の中で「これで30オールだ」と反芻する癖をつけましょう。
  • スコアボードがあるなら活用する: コートに設置されているスコアボードは、面倒くさがらずにチェンジコートのたびに必ず更新しましょう。

4. どうしても解決しない場合はどうする?

どれだけ話し合っても解決せず、険悪なムードになりそうな場合は、その試合を統括している「ロービング・アンパイア(審判員)」がいれば呼びましょう。

ただし、審判員もずっとそのコートを見ていたわけではないので、最終的には「お互いに合意できるスコアまで遡るように」と指示されることがほとんどです。あくまで自分たちで冷静に話し合う姿勢が求められます。

5. 知っておきたい「やってはいけないこと」

スコアがわからなくなった時に、一番やってはいけないのが「勝手にポイントを決めつけること」です。

「絶対に僕の勝ちゲームだった!」と強引に押し通すと、その後のプレーにも悪影響を及ぼし、テニスの楽しさが半減してしまいます。ルールは「お互いが納得してプレーを続けるため」にあることを忘れないようにしましょう。

まとめ:スコア管理も技術のうち!

テニスは「紳士・淑女のスポーツ」と呼ばれます。スコアを忘れることは誰にでもあることですが、その時の対応にこそ、プレーヤーとしての品格が現れます。

  1. 冷静にプレーを振り返る
  2. 合意できるところまで戻る
  3. 次は間違えないよう、大きな声でスコアを言う

これらを意識して、お互いに気持ちよくプレーしましょう!

「こんなスコアトラブルで困った!」「この判定はどうなるの?」といったエピソードがあれば、ぜひコメント欄でシェアしてくださいね。みんなでルールに強いプレーヤーを目指しましょう!

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